日比生寛史建築計画研究所の考え



敷地には狭小地や変形地、傾斜地など様々な制約があります。
しかし、ポジィティブに考えると、人間の性格が一人ひとり違うように、それは敷地の個性ではないでしょうか。
私達は敷地の個性を生かした計画を心がけます。どんな敷地でも「ここに決めてよかった」と思ってもらいたいのです。


住宅とは、家族が長い時間を過ごし、そこで成長してゆく器です。

従って、豊かな生活を営むことができなければ本来の意味をなさなくなります。
住宅の完成がデザインの終わりではなく、むしろ始まりであり、完成後は私達の手を離れて家族と共に成長し、家族がデザインしていく器であって欲しいと願っています。


設計とは要望された部屋を並べることではありません。

その人、その家族、その子ども達にどのような暮らし方が相応しいのか、プラスアルファやサプライズ(予想もしなかった豊かな空間)の提案をすることなのです。また、家族は成長していきます。小さな子どもと高校生とでは空間の使い方が違うのです。
将来を見据えた計画も重要なことのひとつです。



一緒に楽しい「暮らし方」を考えましょう。